妊娠初期血液検査ー日英の違い
日英ともに、妊娠12週ころ、血液検査を行うのが一般的です。
日英に共通する検査項目は、血液型、不規則抗体、検血一般(貧血など)、
感染症検査(B型肝炎、HIVなど)となります。
日本では行われませんが、英国で行われる検査としては、
ダウン症スクリーニング(ダウン症を含めて3種類の染色体異常の確率が計数されます。)と
遺伝性貧血検査(鎌状赤血球症、サラセミア)となります。
日本ならではの検査は、
風疹検査、C型肝炎検査、成人T細胞性白血病検査(HTLV:比較的日本人に多い疾患です。)、
血糖検査となります。
日本で出産される方や日本式の血液検査を
ご希望の場合には、当クリニックで御相談いただけます。