風疹ワクチン接種しましたか?
「風疹、大都市部中心に感染拡大:抗体ない男性へのワクチン接種無償化」
2018年後半からの風疹大流行をうけ、日本政府は、このような施策にのりだしました。
風疹ワクチンは、1977年8月~95年3月までの約18年間、
中学生の女子のみを対象に学校での集団予防接種(1回)が行われていました。
一方、男子が風疹ワクチンの対象となったのは1995年4月からで、
その時点で中学を卒業していた男性はワクチン接種を受ける機会がありませんでした。
そのため、現在、風疹流行の中心となっているのは、
30代後半~50代前半の男性となっています。
風疹は、発熱やせき、発疹などを伴うウイルス性の疾患で、
症状が重篤になることは少ないため、
かぜとの違いに気づかない場合もあります。
ただ、妊娠20週頃までの女性が感染すると、
心臓病や難聴、白内障などの障害を持つ
先天性風疹症候群の赤ちゃんが生まれる可能性があります。
以上より、妊娠を考えている女性はもちろんのこと、
男性も風疹ワクチン接種をすすめられるようになりました。