子宮頚部細胞診の結果が異常と言われたのですが、、、
イギリスでは、25歳以降、3年毎の子宮頚部細胞診 (Cervical smear test, Pap test) が推奨されています。
日本では、1年毎の検査となりますので、検診間隔が異なります。
また、判定結果も日英で異なります。
英国では、異常の結果を以下のように分類します。
Borderline Change (境界性変化)
Mild Dyskaryosis (軽度の細胞性変化)
Moderate Dyskaryosis (中等度の細胞性変化)
Severe Dyskaryosis (高度の細胞性変化)
前2者の場合、HPV (Human Papilloma Virus: ヒトパピロマーウイルス) 検査を
追加します。
ハイリスクHPV陽性の場合は、精密検査(Colposcopy: コルポスコピー検査)、
ハイリスクHPV陰性の場合は、経過観察となります。
なお、後2者の場合は、即、精密検査となります。
コルポスコピー検査については、次回お話したいと思います。