プライベート病院での子宮鏡検査 (2)
検査日当日の流れををおはなしします。
まず、検査前約12時間以上、飲食を控えていただく必要があります。
予定検査時刻のおおよそ1-2時間前に入院します。
検査施行前に、検査の目的と合併症などについて、
再度、専門医から説明があり、最終同意のサインをしていただきます。
麻酔科医師より、麻酔方法についての説明があります。
通常、静脈麻酔 (Sedation, Light Anaesthesia) となります。
子宮頸がん検診を行うときと同様に、膣鏡を挿入し、膣式に操作しますので、
お腹は切開しません。
子宮鏡で子宮内を観察し、子宮内膜組織診を行い、検査は終了です。
もし、子宮内にポリープなどがあれば同時に切除可能です。
検査は、おおよそ30分以内に終了します。
検査後、意識が清明となり、食事が摂れ、排尿に問題がなければ
帰宅可能となります。
英国では、通常術後の診察は行いませんが、
日本式に、術後数日から1週間ほどで診察をお受けいただければ、
より安心できるかと思います。