仁(ひと)くちコラム


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2018年8月 9日 (木)

最新の子宮頚癌予防ワクチン

英国では、プライベート診療となりますが、新しいヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンを利用できます。

従来のサーバリックスとガーダシルの2種類のワクチンでは、子宮頸癌の約70%のみしか予防できませんでした。
新型HPVワクチンであるガーダシル9は、従来のHPV16型と18型に加え、31型、33型、45型、52型および58型を予防でき、
子宮頸癌の90%を予防できるようになりました。

有害事象(副作用)としては、接種部位の軽度から中等度の痛み、腫れ、発赤、かゆみのほかに、
頭痛、発熱、悪心、めまい、倦怠感などがあります。

具体的な接種方法は、初回、2ヶ月および6ヶ月後の計3回、筋肉注射(上腕)となります。

当クリニックでの費用は、初回320ポンド、2回目以降290ポンドとなっております。
高価ではありますが、これにより子宮頸がんの90%が予防できるのであれば、
価値ある予防ワクチンであると考えています。


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