仁(ひと)くちコラム


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2018年12月24日 (月)

排卵誘発剤内服による妊娠

副作用が少なく、排卵誘発に有効なクロミド(Clomid)という内服剤があります。
排卵率は良好ですが、妊娠率は20-30%程度と言われています。
今回は、このクロミド内服による妊娠例をご紹介いたします。

すでにお子さんがいらっしゃる40才代の方ですが、
第2子希望とのことでいらっしゃいました。

タイミングをあわせているにもかかわらず、
なかなか妊娠しないとおっしゃっておりました。
自然に排卵しているようですが、月経周期が
比較的長いようでした。

すでに排卵がある場合、クロミドの効果は一定ではないのですが、
体外受精などの高度の治療は希望されず、また、タイミング法にて
なかなか妊娠しないため、クロミド治療を希望されました。

クロミド内服により、月経周期が正常に近づき、
数周期後、少しあきらめかけたころに妊娠が成立しました。

現在、妊娠経過は順調です。
無事の出産を祈念しております!


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