英国での子宮頸がん検診
英国では、本年2019年中に、子宮頸がん検診の方法が変更になる予定です。
今までは、日本と同様に子宮頸部細胞診を行ってきましたが、
今後は、ヒトパピローマウイルス検査(HPV検査: Human Papilloma Virus検査)が
中心になります。
HPV検査検体の採取方法は、子宮頸部細胞診の検体採取方法と同様です。
このHPV検査が陰性(正常)の場合には、年齢により3-5年ごとの検診となります。
HPV検査陽性(異常)の場合には、子宮頸部細胞診を行います。
(保存してある検体を利用しますので、再受診の必要はなく、
また、追加費用も発生いたしません。)
この子宮頸部細胞診が陰性(正常)の場合には、1年後にHPV再検査となり、
異常の場合には、精密検査(コルポスコピー検査)を勧められます。
当院では、ご希望に応じて、
英国式または日本式の子宮頸がん検査をお受けいただけます。