仁(ひと)くちコラム


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2020年12月16日 (水)

妊娠とコロナウイルスワクチンについて

英国では、コロナウイルスワクチン接種が開始され、
コロナウイルス蔓延に終止符が打たれることが期待されています。

では、妊娠中にコロナウイルスワクチンを投与可能なのでしょうか。

残念ながら、現在、妊娠中に、
コロナウイルワクチンをお受けいただくことはできません。

理由は、まだ安全性が確立されていないためです。
明らかなリスクが認められている訳ではありません。

以下、想定される状況の例となります。

・妊娠中は接種不可のため、妊娠終了後にお受けいただけます。
・妊娠の可能性がある場合、妊娠していないことが確認されるまでは接種不可です。
・これから3ヶ月、妊娠を考えている場合は、接種不可となります。
・妊娠していない場合、ワクチン2回接種を計画可能です。
 ただし、2回接種後、最低2ヶ月の避妊が必要となります。
・授乳中も、ワクチン接種をお受けいただくことはできません。

ワクチン接種の安全性が確立され、
妊婦さんへのワクチン接種が可能になることを祈念しています。



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