仁(ひと)くちコラム


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2021年1月 6日 (水)

ディナゲストによる子宮内膜症治療

日本で開発された子宮内膜症治療薬
ディナゲストが、
英国でも利用できるようになりました。


内服薬であるディナゲスト錠は、
卵巣からの女性ホルモン(エストロゲン)産生を抑えるため、
月経がなくなり、月経に伴う痛みを軽くしてくれます。

主な副作用は、不正出血です。
服用初期は、通常の月経程度以上の不正出血が起こることが多く、
不正出血の日数も長いのですが、
ディナゲスト錠の服用期間が長くなるにしたがって
減少することが知られています。
低用量ピルと比較して、血栓症が少ないのも利点となります。

子宮内膜症や月経痛治療の選択枝が増えたのは、
朗報と言えるでしょう。


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