日本で開発された子宮内膜症治療薬
ディナゲストが、
英国でも利用できるようになりました。
内服薬であるディナゲスト錠は、
卵巣からの女性ホルモン(エストロゲン)産生を抑えるため、
月経がなくなり、月経に伴う痛みを軽くしてくれます。
主な副作用は、不正出血です。
服用初期は、通常の月経程度以上の不正出血が起こることが多く、
不正出血の日数も長いのですが、
ディナゲスト錠の服用期間が長くなるにしたがって
減少することが知られています。
低用量ピルと比較して、血栓症が少ないのも利点となります。
子宮内膜症や月経痛治療の選択枝が増えたのは、
朗報と言えるでしょう。