妊娠中のインフルエンザワクチン接種について
コロナウイルス蔓延が収まらない中、
今年もインフルエンザの季節がやってきました。
妊娠中、インフルエンザにかかると、
妊娠していない時に比べて、重症化しやすいと言われています。
また、流早産、死産につながることもあります。
そのため、妊婦さんは、インフルエンザのハイリスク群とされており、
英国、日本ともに、インフルエンザワクチン接種が推奨されています。
妊娠中および授乳中のインフルエンザワクチンで、
胎児や乳児への悪影響はありませんのでご安心ください。
なお、昨シーズン、インフルエンザワクチンをお受けになっている場合でも、
新たに接種することが推奨されています。
また、妊娠中の接種がすすめられている百日咳ワクチンとの
同時接種も可能です。
コロナウイルスワクチンを初めて接種する場合は、念のため1週間あけて、
同時接種を避けるのが望ましいようです。
2回目以降のブースターの場合には、同時接種可能とされています。
インフルエンザが流行する前に、
ご家族の皆様も含めてワクチンをお受けいただくとよろしいでしょう。