仁(ひと)くちコラム


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2013年3月 4日 (月)

HPVと子宮頸がん

子宮頸がんは、英国女性の中で12番目に多いがんです。
その原因のほとんどが、ヒトパピローマウイルス(HPV) 感染と言われています。

HPVは100種類以上ありますが、大抵の場合、何の症状もなく、また病気とも関連はありません。
しかし、ハイリスク型といわれる16型や18型HPVは、長年の間に子宮頚部の細胞に変化を及ぼすと言われています。
これにより、必ずしも将来の子宮頸がんの発症につながるわけではありませんが、子宮頸がん発症のリスクが高まることは事実です。
また、喫煙や免疫能低下により子宮頸がん発症のリスクがさらに高まると報告されています。
次回は、この子宮頚がんの発症を予防する世界で初めてのがん予防ワクチンのお話です。


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