妊娠中の貧血について
妊娠中は、貧血になりやすいと言われています。
血液検査で、ヘモグロビン値が11.0 g/dl以下
になると貧血と判断します。
(英国では、110 g/L以下、数字が10倍違います。
単位にご注意を。)
妊娠後期では、105 g/L以下で貧血と診断します。
原因のほとんどが、鉄分の不足です。
そのため、鉄分の多い食材を摂ることが薦められています。
鉄分の吸収を促すビタミンC(フルーツなど)も
同時にとるとよいでしょう。
一方、紅茶やコーヒーは、鉄分の吸収を妨げることが
あるので少なくとも30分は避けましょう。
鉄分の多い食材は、以下のとおりです。
Red meat (赤身の肉)
Pulses (豆類)
Bread (パン)
Green vegetable (緑黄色野菜)
Fortified breakfast cereals (シリアルの一種)
Dried fruit (ドライフルーツ)