患者さん向け「小児ぜん息治療ガイドライン」から
喘息の症状を繰り返しているうちに、良くない意味で慣れてしまい、「まあこのくらいは」と思ってしまうことがあります。これは大人でも子供でも同じです。
小さいお子さんの場合、保護者が気付いてあげるしかないので、このガイドラインが理解を助けるかもしれません。第8章、第9章は各1ページだけですが、有用な情報が詰まっています。「赤ちゃんの息苦しいサイン」や「強いぜん息発作のサイン」、一度目にしておくだけでもとても役立ちます。
多くの場合、軽い風邪症状など、何か悪化のきっかけがあるので、鼻水や鼻詰まりが始まった時点でPCR検査を受けると後の受診がスムーズですね。