英国・グリーン通信


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2019年7月25日 (木)

熱中症にご注意下さい!

熱中症(Heat stroke)にご注意下さい。

 

近日、英国を含め欧州では過去に類をみない猛暑となっています。現地公的機関からも熱中症予防のお知らせが出ていますが、こちらでもお知らせ致します。

熱中症は環境、体調、行動の3つの要素により発生するとされています。

 

現時点では欧州は全般的に熱波のため気温は恒常的に高くなっています。自宅にエアコンが設置されているご家庭は少ない、安全のため窓などは閉めきっているなどの条件が加わり、気温や湿度が高いという状態が解消されない環境が作り出されます。

 

体調は高齢、乳幼児、持病、風邪などの急性疾患及び寝不足などに大きく左右されます。体の不調をきたしている方は、あえて活動強度が高くない状態でも、先に述べた環境要因のもとでは、体温調節のバランスを崩しがちです。

 

健康な人でも、気温が高い下での激しい運動、長時間屋外作業などにより、体温調節のアンバランスを来すことがあります。

 

これらの体温調節のアンバランスにより発生する病気が熱中症です。つぎのような症状がみられる場合は、熱中症を疑います。めまい、筋肉の痛み、頭痛、不快、嘔気、倦怠感、虚脱感、高体温、失神、けいれん、意識障害などが挙げられます。

 

けいれんや意識障害などの症状がみられる場合は、救急医療機関へご連絡下さい。

 

英国のNational Health ServiceWebsiteも大変役にたつ情報が掲示されていますので、是非ご参照下さい。

https://www.nhs.uk/conditions/heat-exhaustion-heatstroke/#

 

熱中症を予防するには、涼しい服装、日陰ですごす、帽子をかぶる、水分や塩分を適度に補充するなどが必要です。これらの対策により、猛暑の中での体調管理に充分にご注意下さい。

 

参考;http://www.wbgt.env.go.jp/doc_prevention.php


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