感染症による自宅での静養期間in UK
イギリスでもインフルエンザなどに罹患した際に自宅静養すべき推奨期間が設定されています（以下の一覧）。学校やナーサリーなどでは独自の指針を設けているところもあります。病気の診断や静養期間の判断に関しては、最寄の医療機関へご相談下さい。
1）皮膚および発疹
水虫 Athlete foot なし
水痘 Chicken pox 水疱がかさぶたになるまで
単純ヘルペス Cold sores なし
風疹 German measles(rubella) 発疹出現から4日間
手足口病 Hand foot and mouth なし
とびひ Impetigo かさぶたになるか抗生剤開始後48時間
麻疹 Maesles 発疹出現から48時間
水いぼ Molluscum contagiosum なし
皮膚真菌感染 Ringworm なし
突発性発疹 Roseola なし
疥癬 Scabies 初回治療以後可
猩紅熱 Scarlet fever 抗生剤開始24時間経過後
りんご病 Slapped cheek なし
帯状疱疹 Shingles 発疹がびらん状でかさぶたがない時のみ
ウイルス性いぼ wart and verrucae なし
2）消化器症状
下痢・嘔吐 Diarrhea and/or vomiting 最後の症状から48時間
病原性大腸菌、腸チフス、赤痢 最後の症状から48時間
クリプトスポリジウム 最後の下痢症状から48時間
3）呼吸器症状
インフルエンザ Flu 回復するまで
結核 Tuberculosis 当局指示による
百日咳 Whooping cough 抗生剤開始5日後まで、抗生剤服用していない場合21日間
4）その他の感染症
結膜炎 Conjunctivitis なし
ジフテリア 当局の指示による
伝染性単核球症 Grandular fever (EB virus infection) なし
頭じらみ Head lice なし
A型肝炎 Hepatitis A 黄疸発生後7日間まで
B型・C型肝炎、HIV なし
髄膜炎菌髄膜炎 Meningococcal meningitis/ 敗血症 Septicemia 回復まで
その他の髄膜炎 回復まで
ウイルス性髄膜炎 Meningitis viral なし
MRSA なし
Mumps おたふくかぜ 腫脹症状発生5日後
ギョウチュウ Threadworms なし
扁桃腺炎 Tonsillitis なし
参照；Public Health England, Guidance on infection control in schools
https://www.gov.uk/government/uploads/system/uploads/attachment_data/file/353953/Guidance_on_infection_control_in_schools_11_Sept.pdf
