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2015年10月 5日 (月)

過敏性腸症候群(Irritable Bowel Syndrome ; IBS)①

過敏性腸症候群。従来、おなかがあまり強くないと自覚されている方は聞き覚えのある病気かもしれません。

大腸の正常活動が障害され、一般的な症状はお腹の痛み(pain)や違和感(disconfort)、膨満感(bloating)、急な便意(urgent need to empty the bowel)、排便習慣の変化(下痢;diarrheaや便秘;constipation)などです。長期にわたり症状がよくなったり悪くなったりする悩ましい病気ですが、はっきりした原因は不明です。人口の10-20%の人にみられるとも言われ、その多くは20歳代で発症し、女性が男性よりも多いようです。症状の経過と診察により診断され、血液や画像などの検査は、その他の大腸疾患(炎症性腸疾患やCeliac病など)の除外のために行われることが一般的です。

 経過が長く、時には学校や会社などの社会生活に支障を来すこともあるため、先に述べたような症状に心当たりのある方は、食事の取り方を含む生活習慣の評価を含め、一度は最寄りの医療機関へご相談なさることをお勧めいたします。

次回はその一般的な対処に関し、紹介させて頂きます。

参考;NICE guideline

https://www.nice.org.uk/guidance/conditions-and-diseases/digestive-tract-conditions/irritable-bowel-syndrome


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